高松赤十字病院 院長ブログ

うまげな患者塾

災害と救護

令和6年1月1日に発災した能登半島地震から2ヶ月半が過ぎました。現地は少しずつ日常生活が戻っているようですが、被災された方々のご苦労、ご心労は多大なものと推察します。
日赤本社は発災直後から救援活動を開始しており、当院も県の支部を通じて様々な救援活動を行ってきました。こころのケアリーダー活動を始めとして、救護班(3班)、DMAT(1班)、コーディネート班(3班)などが次々と派遣されて現地で救護活動を行い、また看護師による診療応援とし2名が派遣され、輪島市での病院支援を行いました。
現地の被災状況は少しずつ変化し、3月中旬で組織的派遣はいったん終了となっています。しかし、引き続きこころのケアのための派遣は続きます。被災地の復興を心より祈念しております。

私は令和6年3月末で院長職退職となります。これまでにご愛顧を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。
うまげな患者塾は最初の1年半ほどは定期的に発信できていましたが、尻すぼみとなってしまい、申し訳ありませんでした。
今後とも、高松赤十字病院へのご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。  西村和修