放射線治療を受ける乳がんの患者さんに安心して治療を受けていただくため、当院では新しい治療法を取り入れています。
放射線治療は、お一人おひとりの体格や病状に合わせて計画を立てます。治療の目的は乳がんを治すことですが、その際、周囲にある大切な臓器への影響をできるだけ抑える工夫が必要です。特に左側の乳がん治療では、すぐ近くにある「心臓」への影響を減らすことが重要な課題となっていました。
当院では2024年11月より「深吸気息止め照射(DIBH)」という方法を導入しました。患者さんが大きく息を吸って止めている間に放射線を照射する治療法です。肺は深く息を吸うと風船のように膨らみ、心臓が治療する場所から遠ざかります。心臓に放射線が当たってしまうリスクを最小限に抑え、治療に伴う心疾患の心配を大幅に減らすことができます。
それにより、私たちスタッフは、患者さんが安全に治療できるように息を止める練習や治療をサポートします。
乳がんの治療以外にも様々な治療を行っています。気になることや分からないことがある時にはお気軽にご相談ください。
Columnvol.78の表紙のひと
初期研修医
今回の表紙は令和8年4月に入職した10名の研修医の先生方です。明るく元気な印象の先生が多く、また6名が女性で、久しぶりに女性が多い年になりました。撮影当日はまるでモデルのように自然なポーズを決めてくれる先生もいて、終始笑顔が絶えず、和やかな雰囲気の中で進めることができました。これから様々な診療科で経験を積みながら成長していく先生方の活躍を温かく見守っていただければと思います。


