さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより

なんがでっきょんな

働く人のこと

医療のトップランナー  VOL.23 「抗菌化学療法認定薬剤師・感染制御認定薬剤師」

抗菌化学療法認定薬剤師・感染制御認定薬剤師 小西 祐司


私は、抗菌化学療法認定薬剤師および感染制御認定薬剤師として、院内の感染対策や抗菌薬による治療に関わる仕事に日々取り組んでいます。当院では、患者さんが安全で効果的な治療を受けられるよう、医師や看護師、臨床検査技師をはじめとする多職種の医療スタッフと協力しながら感染対策を進めています。

感染症の治療では、「どの抗菌薬を使うか」「どのくらいの量を使うか」「いつまで続けるか」を考えることが大切です。医師と相談し、より良い治療につながるように取り組んでいます。抗菌薬を必要なときに必要な期間使うことは、治療の効果を高めるだけでなく、副作用を減らし、薬が効きにくい細菌(薬剤耐性菌)が増えるのを防ぐことにもつながります。

また、感染対策チーム(ICT)の一員として病棟や外来を巡回し、手指消毒やマスクの着用、環境整備などが行われているかを確認しています。感染症の発生が疑われる場合には、関係部署とスピーディに連携し、院内での感染拡大防止に努めています。
さらに、地域の医院やクリニックと情報を共有し、地域全体で感染症治療の質を高め、抗菌薬が将来にわたって有効に使用できる環境作りと地域で患者さんが安心して治療を受けられるために活動しています。

感染症を防ぐためには、患者さんやご家族のご協力が必要です。手洗いや手指消毒、咳エチケットを心がけることに加え、抗菌薬を医師や薬剤師の説明通りに服用することが大切です。

お薬や感染症について気になることがありましたら、お気軽に薬剤師へご相談ください。これからも患者さんに安心して感染症治療を受けていただけるよう頑張っていきます。


表紙

なんがでっきょんな

vol.78

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.78の表紙のひと

初期研修医

今回の表紙は令和8年4月に入職した10名の研修医の先生方です。明るく元気な印象の先生が多く、また6名が女性で、久しぶりに女性が多い年になりました。撮影当日はまるでモデルのように自然なポーズを決めてくれる先生もいて、終始笑顔が絶えず、和やかな雰囲気の中で進めることができました。これから様々な診療科で経験を積みながら成長していく先生方の活躍を温かく見守っていただければと思います。