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なんがでっきょんな

病院のこと

検査部コラム「溶血とは?」


皆さんは、溶血による採血の取り直しをされたり、検査結果欄の「ヨウケツ(H)」をみたことはありますか?


採取された血液は、凝固させた後、遠心機という機械で遠心分離をします。そうすると、血球成分(赤血球や白血球など)とそれ以外の液体成分(血清)に分けられます。この血清を用いて生化学検査は行われます。

溶血とは、赤血球が壊れて赤血球内の成分が血清に漏れ出した状態の事で、通常の血清の色は黄色ですが、赤血球内にはヘモグロビンが多く含まれているため、溶血すると血清の色が赤くなります。

多くの場合は、
・注射器を引くスピードが速かった ・血管が細く採血がしづらかった  
など採血の手技によって引き起こされます。

溶血していても検査は可能ですが、特定の項目に影響を与えてしまうため、正しい検査結果が得られません。
※赤血球内には、血清中に比べてカリウムは約23倍、LDHは約200倍多く含まれています

採血者は溶血を起こさないように注意して採血を行いますが、もし溶血が起こってしまった場合は採血の取り直しをお願いする場合があります。


表紙

なんがでっきょんな

vol.76

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.76の表紙のひと

管理栄養士

治療食を手に、今回の表紙撮影に臨んでくれたのは当院の管理栄養士です。最初は耳まで真っ赤にして恥ずかしそうな様子でしたが、次第に緊張もほぐれ、最後は飛び切りの笑顔に。もともとは器械体操に打ち込み、自身の体重管理をきっかけに栄養の大切さを学びました。その経験から「今度は自分が誰かの力になりたい」とこの道を志したそうです。 治療食だからこそ安全で適切な栄養はもちろん、食べる楽しみも守りたい――と話してくれました。