さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより

なんがでっきょんな

病院のこと働く人のこと

思春期から老年期まで女性の人生に寄り添う産婦人科

新た女性のライフステージにずっと伴走し、年代に応じて心身の負担を軽減するさまざまな治療を行う産婦人科。新田部長の新体制のもと、常勤医師8人・非常勤医師2人体制で、看護師や助産師、胚培養士をはじめとするスタッフと連携しながら、幅広い世代の女性に寄り添います。「痛い・つらい・しんどい」を我慢せず、気軽に受診しましょう。

誰もが安心して出産できる周産期医療

産婦人科の重要な役割の一つは、妊娠~産前産後を支える「周産期医療」。当院は本館北タワー5階を産科専門フロアとし、スタッフ全員が助産師の資格を取得しているほか、母性看護専門看護師や生殖看護認定看護師・アドバンス助産師などのエキスパートも在籍して、周産期のさまざまな専門ケアができることを強みとしています。

本館北タワー7階の高度生殖医療センターでは不妊・不育症や妊孕性温存など生殖に関する幅広い支援を行っており、妊娠に至った場合は当院で出産を迎える方もいます。また県より事業委託された「不妊不育症相談センター」を担当しており、妊娠前から出産まで切れ目のない支援を行っております。病棟スタッフが外来にも対応しているため、入院前から顔見知りのスタッフに見守られて出産を迎えることができます。また、『地域周産期母子医療センター』としてNICU(新生児集中治療室)3床を備え、基礎疾患がある妊婦さんや妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群、緊急帝王切開をはじめ、かかりつけ医では対応できないハイリスクな出産などを受け入れる体制が整っています。

産科病棟では、生まれたばかりの赤ちゃんを見守る新生児預かり室・授乳サロン、早期からの母子同室、分娩前から産後数時間まで過ごせるLDRなどを整備。小児科をはじめ他診療科と密に連携して、お母さんと赤ちゃんの安心・安全をサポートします。

産前・産後を安心して過ごすために当院で行っている主なサポート

子育ての実践力を高める“マタニティクラス”

「出産準備」と「出産間近」の2クラスを開講。初産婦さんだけでなく、経産婦さんやご主人さんも参加できます。助産師の指導のもと、お産の流れ、抱っこ・おむつ交換などのケア、産後ダメージのフォローなど、現実をしっかり受け止めて子育てに向き合える対応力アップを目指す内容です。
皮膚排泄ケア認定看護師による骨盤底筋体操など、妊婦向けの尿もれ対策も行っています。

予約方法
妊婦健診の際に助産師に伝えるか、平日14~17時に産婦人科外来へ電話で予約


クラス 開講日 対象者 担当者
Ⅰクラス
~ワクワク!出産準備編~
毎週木曜13:00~14:30
本館北タワー5階 保健指導室
妊娠
30週~36週
助産師
皮膚排泄ケア
認定看護師
Ⅱクラス
~ドキドキ!出産間近編~
毎週土曜13:00~14:30
本館北タワー5階 保健指導室
助産師



⋙マタニティクラスについて


“助産師外来”で楽しく出産を迎える準備

助産師による健康診査や保健指導を中心に、妊婦健診、保健指導や各種相談に対応します。2Dエコーで家族とお腹の赤ちゃんの様子を見るなど、「家族ぐるみで楽しく赤ちゃんを迎える」ために寄り添う内容です。


予約方法 平日14~17時に産婦人科外来へ電話で予約 ※1組30分の完全予約制
日時 毎週木曜15:00~15:30 対象者 正常に経過している安定期の妊婦
場所 本館3階 産婦人科外来 担当者 助産師


⋙助産師外来について

授乳・断乳の悩みに寄り添う“母乳外来”

母乳育児に興味がある方が安心して母乳育児を行うための実践的なアドバイスや、授乳についての悩み、乳房トラブルの手当て、赤ちゃんの体重チェック、断乳についての相談などに、総合的に対応します。


予約方法 平日14~17時に産婦人科外来へ電話で予約
日時
月~金曜 8:30~
対象者 正常に経過している安定期の妊婦
場所 本館3階 産婦人科外来 担当者 助産師


⋙母乳外来について

導入に向けて準備中!“産後ケア入院”

出産後しばらくは、お母さんの体や心が不安定な時期です。安心して子育てができるように、体力の回復や精神的なケア、赤ちゃんのお世話などをサポートする「産後ケア」を取り入れる医療機関が増えてきました。当院でも、主に「香川県に住民票がある方」「当院で出産した産後1カ月程度までの母子」などを対象として、産後ケアの導入に向けた準備を整えているところです。今後も当院のホームページや『なんがでっきょんな』で、最新状況をお知らせしていきます!


産婦人科部長 新田 絵美子(にったえみこ)
日本専門医機構認定産婦人科専門医
日本産科婦人科学会認定産婦人科指導医
日本周産期・新生児医学会 周産期専門医(母体・胎児)・指導医
日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医・指導医


大学時代はバレーボール部でしたが、働き始めるといつの間にか筋肉が脂肪に…。昨年12月から筋トレとウォーキングに励み、7階の病棟まで階段で上がる日課のおかげで、歩くのが苦にならなくなってきました。目標は「嫌いにならない程度に楽しく続ける」こと!


関連

⋙高松赤十字病院 産婦人科のぺージ


表紙

なんがでっきょんな

vol.78

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.78の表紙のひと

初期研修医

今回の表紙は令和8年4月に入職した10名の研修医の先生方です。明るく元気な印象の先生が多く、また6名が女性で、久しぶりに女性が多い年になりました。撮影当日はまるでモデルのように自然なポーズを決めてくれる先生もいて、終始笑顔が絶えず、和やかな雰囲気の中で進めることができました。これから様々な診療科で経験を積みながら成長していく先生方の活躍を温かく見守っていただければと思います。