さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより

なんがでっきょんな

ガンのこと

2人に1人がかかる がんについて知っておきたいこと ~第14回~「「AYA(あや)世代」という言葉をご存じですか? 」


AYA(あや)世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字を取ったもので、思春期(15歳~)から30歳代の方があてはまります。この世代は、就学、就職、結婚、出産、子育てなど様々なライフイベントを経験します。人生の中で最も夢と希望を抱く時期である一方で、非常に不安定な時期とも言えます。
日本では年間2万人のAYA世代の人ががんになると推定されています。このような時期にがんと診断されることは、大変受入難く、理不尽に感じるものです。また、他の年代とは異なる、さまざまな悩みや困りごとが生じると言われています。
AYA世代でがんと診断された人に向けた情報サイトをいくつかご紹介します。信頼できる情報を得ることは病気と向き合うための手助けになります。

⒈ 「AYA世代の人へ」がん情報サービス(国立がん研究センターが運営する公式サイト)

・困った時や悩んだ時のために、知っておくと役立つ情報です。
AYA世代のがんについて・検査・治療(病院の探し方、副作用など)・療養(周りの人との関わり、学校、仕事など)についてなど
https://ganjoho.jp/public/life_stage/aya/index.html

⒉ AYA世代のがんとくらしサポート(国立がん研究センター研究開発費によって作成運営されているサイト)

暮らしに役立つ情報や、同様の体験した経験者の体験談を読むことができます。
https://plaza.umin.ac.jp/~aya-support/

⒊ 若くしてがんになったあなたへ(一般社団法人AYAがんの医療と支援のあり方研究会)

がんと共に生きる若者を支える LINE公式アカウント AYA(@ayaken)を運営
AYA世代の方が気になる情報がまとめられています。
・学校のこと・仕事のこと・外見が気になる・将来子供ができるか心配・恋愛・結婚は?
・体験談が読みたい・AYA世代のがん患者さんと交流したいなど
https://aya-ken.jp/support


表紙

なんがでっきょんな

vol.68

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.68の表紙のひと

診療放射線技師

当院が誇る高精度のPET-CT室にて撮影を行いました。撮影中の雰囲気は非常に良く、仲の良さが素敵な笑顔から伝わってくると思います。若手ながら高度な検査や治療を担当する優秀な5人。真面目で仕事熱心、そして常に知識・技術の向上に励んでいると上司からの評価も非常に高く、お互いに切磋琢磨しながら頑張っている彼らです。