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検査部コラム 血圧脈波検査について紹介します 


血圧脈波検査は、血管の硬さ詰まりの程度をみる検査です

血圧脈波検査は、血管の硬さ・詰まりの程度をみる検査です。生理検査室で行います。
血管は加齢に伴い弾力性が失われ、コレステロールなどが溜まり、硬くなったり狭くなったりします。そのような状態を動脈硬化といいます。動脈硬化が進むと、脳梗塞や心筋梗塞などの命にかかわる病気の原因となることが知られています。また、動脈硬化はある程度進行してからでないと自覚症状は現れません。動脈硬化の程度の評価や血管障害の早期発見に、この血圧脈波検査が用いられます。また下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する検査としても使われます。

血圧脈波検査では、CAVIとABIの2つの数値が算出されます。

CAVIは、心臓から足首までの動脈の硬さの程度を表し、 9を超えると動脈硬化が進んでいる可能性があります。 ABIは、足の動脈の詰まりの程度を表し、 0.9を下回ると動脈が詰まり気味で血行が悪くなっている可能性があります。



表紙

なんがでっきょんな

vol.68

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.68の表紙のひと

診療放射線技師

当院が誇る高精度のPET-CT室にて撮影を行いました。撮影中の雰囲気は非常に良く、仲の良さが素敵な笑顔から伝わってくると思います。若手ながら高度な検査や治療を担当する優秀な5人。真面目で仕事熱心、そして常に知識・技術の向上に励んでいると上司からの評価も非常に高く、お互いに切磋琢磨しながら頑張っている彼らです。