さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより

なんがでっきょんな

病院のこと

日赤ヘルシー便り 03 ~炭水化物編~


食事は、主食・主菜・副菜を揃えて適量を♪ ~炭水化物編~

高松赤十字病院 管理栄養士の日赤ヘルシーです。今回は炭水化物のお話です。

昨今、糖質制限食が脚光を浴びています。減量目的で、摂取エネルギー量を減らす方法として、主要なエネルギー源となる糖質が過剰にならないよう意識する事は重要です。例えば、無理なく継続できる減量方法として、主食をこれまでの8分目に…と意識する事は理に適っていると言えるでしょう。その反面、主食抜きの様な極端な方法はリスクを伴い要注意です。(次回テーマ予定)
また、食事の組み合わせも重要です。主食に偏った食事は、食後血糖値の急上昇を招きやすく、体内では血糖値を下げるホルモンであるインスリンが過剰に分泌され、血糖値の調整のみならず体脂肪の蓄積を促す様に働きます。
主食に主菜や副菜をバランスよく組み合わせて食べる事で、消化吸収速度は緩やかになり、食後血糖値の急上昇を防ぎます。特に食物繊維はその効果が高く、食物繊維豊富な野菜をたっぷり添えて食べる事が、体型や健康寿命の維持の秘訣と言えます。
同じ炭水化物でも、食物繊維は体内で消化されにくくエネルギー源となりません。減量したい時こそ、野菜やキノコ類、海藻などで、ボリュームupして美味しく食べましょう♪



炭水化物=糖質+食物繊維の総称 → 糖質は控え目に。食物繊維はたっぷりと♪


表紙

なんがでっきょんな

vol.68

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.68の表紙のひと

診療放射線技師

当院が誇る高精度のPET-CT室にて撮影を行いました。撮影中の雰囲気は非常に良く、仲の良さが素敵な笑顔から伝わってくると思います。若手ながら高度な検査や治療を担当する優秀な5人。真面目で仕事熱心、そして常に知識・技術の向上に励んでいると上司からの評価も非常に高く、お互いに切磋琢磨しながら頑張っている彼らです。