研修報告

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第8回 高松赤十字病院学術講演会

2017年12月6日

こんにちは、教育研修推進室です。
12月6日(水)に開催されました「第8回 高松赤十字病院学術講演会」についてお伝えします。

この「学術講演会」は、国内で様々な分野のトップクラスでご活躍されている先生を講師としてお迎えし、その専門分野における内容でのご講演をお願いしています。特に、若い医師の方々には知識習得の良い機会とし、日常の診療に活かしてもらいたいという強い思いから開催しています。
今回は、呼吸器、感染症の分野でご活躍されておられます 公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 呼吸器内科主任部長 石田 直 先生をお迎えして、「肺炎診療の実際」と題して講演をしていただきました。


開催日時

平成29年12月6日(水)18:15~19:30

演  題

「肺炎診療の実際」

講  師

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構

倉敷中央病院 呼吸器内科 主任部長 石田 直 先生

参加者

院外:医師16名、看護師2名、介護支援専門員1名

院内:医師31名、薬剤師3名、看護師18名、臨床検査技師2名、理学・作業療法士12名、事務6名               計91名

 

学術講演会の様子


講演会の様子

熱心に聴き入る受講者

質問に答える石田先生

質問事項

・肺炎の診療体制としてパスを用いているか。
・当院は誤嚥性肺炎等の患者の対応は呼吸器内科だけでは対応が困難なため、内科全体で対応を行っているが、倉敷中央病院ではどのように対応しているか。
・誤嚥性肺炎等の診療については後方施設及び多職種の介入が非常に大切となるが、何か工夫をされていることはあるか。
・NO CPRとはDNARを簡略化したものか。
 またその対応については何か文書化して残しているか。
・肺炎球菌ワクチン接種後5年が経過した患者について、接種時の有害事象はないか。
・抗菌薬治療におけるde-escalationをどのようにお考えか。
・今後10年、20年後は高齢者の比率が増えた場合、一病院で対応しきれなくなった際の地域との連携プランをどのように考えているか。
・迅速検査のコスト及び施行頻度について。


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