胃カメラ・大腸カメラ検査の結果、がんが疑われる場合は、さらに詳しい検査で正確に診断していきます。初期段階であれば内科的治療、内科では根治が難しい場合は外科的治療で、必要に応じて放射線治療・化学療法なども組み合わせながら、患者さんに合わせた治療を決定します。
治療の流れ
内視鏡治療
腫瘍が粘膜~粘膜下層の上の方にとどまっていれば転移のリスクはなく、内視鏡治療で根治も十分目指せます。
ポリペクトミー
粘膜層に留まっている腫瘍を、金属のワイヤーで締め上げて切除する方法。大腸がん治療によく用いられる
粘膜切除術(EMR)
粘膜層に留まっている腫瘍の下に生理食塩水などを注入し、腫瘍を浮かせてワイヤーで切除する方法。平たい形状の腫瘍によく用いられる
粘膜下層剥離術(ESD)
腫瘍の周りを高周波ナイフで切開し、粘膜下層から腫瘍を「はがす」方法。EMRよりも広く確実に切除できる。当院では2005年から実施している
当院には常勤の消化器内視鏡専門医が6名在籍し、内視鏡技師資格を持った看護師・検査技師とともに検査・治療にあたっています。
化学療法
既に進行していて広範囲の転移などが見られる場合は、化学療法の対象です。消化器内科を中心に、腫瘍内科などと連携して治療に当たります。近年は治療の進歩とともに生存期間も長くなりつつあり、通院しながら治療を数年続けている患者さんもいます。
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