日本赤十字社 高松赤十字病院

本館北タワー

地域の高度急性期医療・専門的医療・先進的医療の中核となる新棟「本館北タワー」が2020年4月、完成しました。本館北タワーには放射線・外来・健診・透析・リハビリ・病理・手術・生殖医療などの各部門と入院フロアを移転新設し、屋上には新たにヘリポートも設けました。

また災害に強い病院として、免震構造を採用し、災害時でも医療機能の継続を図っていきます。給水・非常用発電用重油の備蓄など確実なライフラインや患者収容スペースを確保しながら、災害時救急医療の拠点病院として、地域の皆さんに「安心」と「安全」をお届けします。

建築規模 地下1階・地上12階
構造 S/SRC造(免震構造)、屋上ヘリポート

概要

1階には健診部門と外来の一部を移設、2階には腎センター(透析室)とリハビリテーション室をより快適に治療が行えるよう整備しました。3階の救命救急病棟は20床を有し、“救命救急センター”の要件を満たすものとなっています。4階は手術室フロアで、2室増室いたしました。ハイブリッド手術室1室を含む10室の手術室を運用していきます。5階6階は産科、小児科を含む周産期病棟としており、NICU3床・GCU、SCU12床の確保や新たに陣痛・分娩を病室で行えるLDRも新設しました。7階は女性専用フロアとし、婦人科、乳腺外科を中心に女性患者に配慮した病棟運営を行います。最上階12階には最大250人収容の講堂を設けました。

本館北タワーの主なる導入機器など特徴

新棟建築にあたり血管内処置、血管内治療の推進を目指し、血管造影室を増設いたしました。手術室エリアには、血管造影装置を有するハイブリッド手術室を設置し、地下放射線科区域にIVR-CT装置を設置することにより、既存の中央診療棟の血管造影室2室と合わせて、病院全体では血管造影室が4室になりました。

循環器内科、心臓血管外科によるTAVI、PCI、アブレーション等はもとより、脳神経外科、放射線科(IVR)、消化器内科(肝疾患)などでの血管内検査・処置、血管内治療に十分対応できる基盤が整備出来ました。

また、地階の放射線科区域にはPET-CT、SPECT-CT、IVR-CTのいずれも最新かつ高機能の装置を設置しました。またIMRT、動体追跡治療など様々な高精度放射線治療を可能とする最新のリニアックシステムを導入したことにより、より高度で専門的ながんの診断・治療が行えるようになりました。

さらに、7階女性病棟の一画に専用エリアを整備し、「高度生殖医療センター」を移転しました。このセンターでは女性不妊のみならず、当院において長年の歴史と顕著な実績がある男性不妊、若年がん患者を主な対象とする妊孕制温存治療を本格的に行っていきます。

施設・設備案内

  • 12F:講堂

    240人規模の講堂を配置しています。様々なイベントに対応可能です。

  • 12F:ホワイエ

    イベントの時に講堂と一体化して使用するホワイエは瀬戸内海を一望できる環境です。

  • HPF:ヘリポート

    地上60mの高さに21×21mのヘリポートを設置しました。手術フロアへと直結し迅速な搬送が可能です。

  • 8F~10F:一般病棟(個室)

    専用トイレを併設した個室。

  • 8F~10F:一般病棟(4床室)

    病室の窓は足元まで広げて、光を取り入れるとともに、各ベッドを隔てる工夫を施し、プライバシーに配慮します。

  • 7F~10F:病棟デイルーム

    瀬戸内海に向けて開放的なしつらえのデイルーム。エレベーターにも近く、面会場所としても最適です。

  • 6F:小児病棟

    NICU3床、GCU,SCU12床、一般病床25床を確保。見守りやすい配置で安全・安心を確保します。

  • 5F:周産期病棟(LDR)

    陣痛、分娩を病室で行えるLDRを整備。落ち着いた雰囲気で出産を行えます。

  • 5F:周産期病棟(3床室)

    母子同室のお部屋です。

  • 4F:手術室

    10室10ベッドへと拡充します。ダ・ヴィンチ対応手術室のほか、ハイブリッド手術室、BCRも完備。

  • 3F:救急病棟(個室)

    救命救急センターへの対応も可能なように救急病床を10床から20床へと拡充しました。

  • 2F:リハビリテーション室

    広く明るい空間でリハビリテーションが行えます。

  • 2F:腎センター

    長時間の透析による苦痛を和らげるよう、温風、冷風の風がない一部の天井面自体が温冷となる輻射空調を採用しています。

  • 1F:健診センター

    落ち着いた雰囲気で受診できる健診センター。

  • 1F:日赤シャトルバス・送迎者用待合室

    バスの乗車時や送迎を待っている間など、どなたでも利用できます。

  • B1F:PET-CT室

    新たな放射線機器としてPET-CTを導入しました。同時に隣室にSPECT-CTも整備しました。

  • B1F:放射線治療室(リニアック室)

    IMRT、定位放射線治療、動態追跡治療など様々な高精度放射線治療を可能とする最新のリニアックシステムが稼働します。

  • B1F:アンギオ室(IVR-CT室)

    アンギオ室2室を増設(計4室)し、血管造影装置とCT装置が組み合わされたシステムを導入しました。これにより、高度な検査や治療の幅が更に広がります。

  • 免震装置

    南海トラフ地震などの有事の際でも、病院機能の維持を図ります。