日本赤十字社 高松赤十字病院

呼吸ケアチーム

特色

当院には院内委員会として呼吸ケア委員会が存在し、呼吸ケアチームは呼吸ケア委員会と密接に連携しながら活動しています。呼吸ケアチームは毎月1回集合して、活動状況の報告や予定された企画等について話し合いをしています。表1に呼吸ケアチームの活動内容を示します。呼吸ケアチームのメンバーは、呼吸器科医師、救急看護や集中ケア、慢性呼吸器疾患看護などの認定看護師、呼吸療法認定士の資格を所有している看護師、理学療法士および臨床工学技士で、総勢30数名に上ります。また、各病棟には呼吸ケア担当者と呼ばれる看護師が配置されています。呼吸ケア担当者も毎月1回全員が参加して会議を開催しており、呼吸ケア委員会や呼吸ケアチームの決定事項が確実に病棟スタッフ全員に伝わるようにしています。
当院では平成22年4月より、集中治療室から一般病棟に退室可能となった人工呼吸器装着患者に対して、呼吸ケアチームによる回診を始めました(図1)。その目的は、 1)早期の人工呼吸器からの離脱のために最適な、人工呼吸器のモードや設定を主治医に助言すること、 2)人工呼吸器の回路や加温加湿器などが規定通り安全に使用できているかのチェック、 3)予備の気管カニューレや回路など必要物品あるいは人工呼吸器チェック表などが適切に管理・配置されているかの点検、 4)人工呼吸器のアラームへの対処方法などスタッフへの指導・教育です。回診は医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士の4名で行っています。基本的に人工呼吸器から離脱するまで、あるいは人工呼吸器装着のまま退院するまで回診を継続します。回診は毎週金曜日に行っています。

対象疾患

表1 呼吸ケアチームの活動内容
表1 呼吸ケアチームの活動内容
図1 呼吸ケアチームによる回診
図1 呼吸ケアチームによる回診