2017年9月よりTAVIを開始しました

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2017年9月よりTAVIを開始しました

2017年9月よりTAVIを開始しました

TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)とは

弁膜症治療は新たなステージへ

弁膜症の代表的な疾患である大動脈弁狭窄症は、昨今の高齢化社会において増加傾向にあり、65歳以上の2~4%程度にみとめております。標準的治療は外科的大動脈弁置換術ですが、高齢で手術のリスクが高い方や体力が低下した方を対象に、開胸しないでも治療ができる経カテーテル的大動脈弁置換術(別名TAVI:Transcatheter Aortic Valve Implantation)が2013年10月より本邦でも導入されました。その後、TAVIの成績が良好であるということが様々な試験で証明され、高齢で中等度リスクの患者にも適応が拡大しました。今後、カテーテル弁の進化とともにさらに成績は向上することが予想されております。

TAVI 人工弁
TAVI 人工弁

さて当院でもTAVI導入のために準備を進めておりましたが、2017年7月に認定施設となりました。この治療では外科・内科・麻酔科・看護師・臨床工学技士・放射線技師など総勢20人以上のスタッフで構成されたハートチームを形成し、密な連携を取りながら一人の患者さんの治療にあたります。
弁膜症の治療は新たなステージに入り、受けられる治療の選択肢の幅がこれまで以上に広がっていくことが予想されます。当院はこれまで香川県下の多くの病院に支えて頂いておりましたが、TAVI施設認定病院として認められたことにより、今後もさらに地域の先生方のご要望にお応えできるのではないかと考えております。

担当医ごあいさつ

宮崎 晋一郎(みやざき しんいちろう) 第三循環器科副部長

宮崎 晋一郎(みやざき しんいちろう) 第三循環器科副部長

これまでの弁膜症カテーテル治療の経験を糧に、TAVIの安全な導入に全力を注いでいきます。
3年前から開設しております弁膜症外来では香川県下の多くの先生方より弁膜症の患者さんをご紹介頂いておりました。今後、大動脈弁狭窄症に対してTAVIという選択肢が増えますが、患者さんには個々の状態に合わせた最適な治療法を提案させて頂きます。いつでもお気軽にご相談下さい。
●弁膜症外来 毎週木曜日 午後2時~
※弁膜症外来に関する詳細はこちらをご覧下さい。

榊原 裕(さかきばら ゆたか) 第一心臓血管外科部長

榊原 裕(さかきばら ゆたか) 第一心臓血管外科部長

高齢者の大動脈弁狭窄症が増加する中、待望のTAVI導入が実現します。
TAVIは従来の弁置換術(sAVR)と比較し、胸骨切開が不要で術当日からリハビリが可能です。また、体外循環が不要で圧倒的な低侵襲性を実現します。しかし、特有な合併症(弁周囲逆流や房室ブロックなど)も存在し、現時点では治療の不確実性があるのも事実です。
従来のsAVRとの使い分けを慎重に行い、それぞれの患者さんにベストな治療を提供していきたいと考えています。
●外来日 毎週水曜日 午前8時45分~

高松赤十字病院 Heart Team

最新の設備とチーム医療で心臓を守る

Heart Team

当院では以前より循環器内科、心臓血管外科のハートチームを構築し、心臓、血管疾患について最善の治療を相談、実行してきました。TAVIについても侵襲の少ない有力な治療手段と認識しており、チームとしても何とか早く実施したいものと願っておりました。TAVIの実施認定施設基準を満たすための手術実績(PCI数、開心術数、ステントグラフト治療数)や専門医などの人員についてはすでに基準をクリアしていました。しかしながら、ハード面のハイブリッド手術室を有していなかったため、施設認定まで時間を要しました。このたび、念願のハイブリッド手術室が完成し、協議会の査察を終え、無事TAVIの実施認定施設(全国で120番目、内52施設は大学病院)となることができました。今後は、この最新技術を活かして、地域の皆さまのご期待に沿えるようチーム一丸となって患者さんの治療にあたっていく所存です。

西村 和修(にしむら かずのぶ) 副院長 兼 第二心臓血管外科部長
●外来日 毎週月・金曜日 午前のみ

お問い合わせ

高松赤十字病院 地域医療室
TEL 087-831-8131087-831-8131(直通) FAX 087-863-4060

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